ブックタイトルKentaiNEWSvol219

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概要

KentaiNEWSvol219

談慶の読んで筋肉回復期14Vol.葉を生業にしている以上、日頃から使う言葉にはとても敏感です。師匠の談志の影響です。幼い子を可愛がる時にも、「子供はしゃべり始めが一番かわいい」とよく言っていましたっけ。トレーニングをしていて、気になる言葉があります。それは「負荷」という言葉。ウェイト全般を表す言葉ですが、「負ける」という語句が入っているのがなんだか解せません。なんとかならないものでしょうか?また音として、「負荷」=「不可」みたいなダブルの意味でマイナスな感じがしませんか?もっともそれを乗り越えたところに新たなステージが展開するだろうという前向きな予感はするのですが。「負荷」は「勝荷」だと思いましょう。「持ち上げたら勝ちだ」みたいな心の叫びと共に、トレーニングに励んだ方が絶対ポジティブにもなり筋肉も付きやすくなるのではと妄想しています。これにならっていうならば、「筋肉痛」は「成長痛」です。脂肪には神経は張り巡らされていません。痛いのは成長の証しなんです。そういう具合に上手に脳内変換していくと、いいことずくめです。ハードトレーニングに伴う際の「苦しさ」は、言い換えれば「未来への投資」です。いわば筋トレは、「未来の自分を変えるための儀式」なのです!そしてその儀式の、打ち上げ懇親会の際の乾杯のビールに相当する飲み物が、Kentaiのプロテインではないでしょうか?そう考えると、ジム自体がパーティ会場だと思えてきませんか?しかも本当のパーティに実際参加ばかりしていたら肥満一直線ですが、こちらのパーティならますますシェイプアップされてゆきます。そんな気分で、ベンチプレスの新記録を目指しましょうよ、ご同輩!大和書房1,400円(税別)大好評発売中!いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか?立川談慶(たてかわだんけい)立川流真打ち昭和40年生まれ/長野県上田市(旧丸子町)出身/慶應義塾大学経済学部卒業後、3年間のサラリーマンを経て、立川談志に18番目の弟子として入門。ベンチプレス120kg「負荷」という言葉言14