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概要

KentaiNEWSvol221

談慶の読んで筋肉回復期16Vol.大和書房1,400円(税別)大好評発売中!いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか筋トレあるあるネタ?立川談慶(たてかわだんけい)立川流真打ち昭和40年生まれ/長野県上田市(旧丸子町)出身/慶應義塾大学経済学部卒業後、3年間のサラリーマンを経て、立川談志に18番目の弟子として入門。ベンチプレス120kgトレとは、ある意味、他者との関係性を絶ち、自らの道を突き進むような行為とも言えます。暗黙の了解で、「必死に追い込んでいる時には、安易に声掛けをしない」というエチケットが出来上がっているのが何よりの証拠です。だからこそ、というか、じっくりと、こっそりと人間観察をするには、うってつけの場にも思えてきますので、今回は「筋トレあるあるネタ」を考えてみました。「どんなに偉そうな人でも自分より筋肉のある人にはついつい敬語になる」これは真理です。筋肉をつけるのがどれほど大変かわかっているからです。「逆に、筋肉のあんまりない人たちの集いにいくと、タンクトップになりたがる」これはその裏返しですな。要するにわかりやすい人たちです。「ベンチプレス60キロをやり終えた人に向かって、『プレートつけたまんまにしておいてください。私、そのあとやりますから』とついつい言ってしまう」ベンチプレスの60キロは初心者としての最初の夢です。そんな初心者クラスの人が、やっとこ挙げた60キロを、アップで楽々挙げる自分。「ああ、俺ってすごいだろ」と言いたいのです。「ブログでは、かならず誰からも聞かれてもいないのに、筋肉痛を報告する」筋肉痛は、ある意味トレーニングが効いていた証拠です。筋トレ愛好家は、基本自分のブログの読者はみんな筋トレマニアだという大きな誤解をしています。「ジムで久しぶりに会う人には、毎日通っているくせに『いや、私も久しぶりなんですよ。仕事が忙しくて』という」実は久しぶりに会う人も、余所のジムでビジターでやっていたりしてるんですけどね。いやあ、ほんと、人間というか男のサガが出まくり。ま、こんなにわかりやすい人たちです。基本嫌な人はいないという証拠でもありますが(笑)。筋14