ブックタイトルKentaiNEWSvol221

ページ
9/20

このページは KentaiNEWSvol221 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

KentaiNEWSvol221

その中でトレーニングの基本種目を扱っているパワーリフティングが盛んになるのは、自然な流れかもしれません。両極端な生活スタイルが浮き彫りに最後にクルマ社会という生活スタイルについてですが、各都市政府は電車を発達させ、クルマを減らそうとしていますが、なかなかうまくいかないようです。駅の近く、都市部の住宅価格高騰は深刻で、人々はどんどん郊外の土地へ移動しています。映画の中のようなきれいな住宅街ですが、クルマがないとまったくどこへも行けないというような場所で、なかなか生活スタイルの変化には至っていないようです。最近発表された研究では、歩数が少なくなるほど、肥満度が高くなっていると報告されています。オーストラリアは、サウジアラビアについで第2位となっています。運動する人、日常でも歩く機会のある人と、座って仕事をし、スポーツはみるだけ、クルマ社会という人と両極端になっている結果かもしれません。日本もこれから寒くなり、なかなか屋外での活動に勇気がいる季節、誘い合って、競い合って運動に取り組むのが良いかもしれませんね。ルがオーストラリア国内、特にシドニーより南の地域で人気があり、9月末にはシーズンファイナルで優勝を決める一戦でした。自分の応援しているチームが負けてしまっていても、バーベキューやパブなどで飲んだり食べたりしながら、試合を見るのがオーストラリア流です。また夏になるとクリケット観戦も行われますが、これは選手でもティーブレイクがあるほど長い試合なのです。スポーツはみるだけという人口をいかにエクササイズする方向にもっていけるかが今後の課題だと思います。若い男性中心に流行の兆しオーストラリアで、パワーリフティングは、ここ数年でかなり拡大しているようです。日本のように何十年もトップクラスで活躍する選手というのはなかなかいませんが、ジムで鍛えていて、パワーリフティングの試合にでてみようという人がかなりいるようです。地方の大会でも、エントリーが始まると、数日あるいは数時間で最大人数に達してしまうということもかなりあるようです。特に若い男性はジムに定期的に行くというのは、あたりまえの習慣にもなっているようですので、写真提供:中井敬子09