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概要

KentaiNEWSvol223

おすすめ商品アスリートの減量と方法減量と聞くと過酷な食事制限やカロリーコントロールを思い浮かべるかもしれません。しかし、アスリートの減量の基本は、日常に必要なエネルギー量と食事の質は可能な限り確保することです。競技的に減量が必要な場合でも、出来るだけオンとオフの体重の増減幅は大きくならないようにして、無理のない目標を設定しましょう。体重を減らすためには、単純に考えると消費エネルギーが摂取エネルギーを上回れば良いわけです。まずは消費エネルギーを高めるために運動量を増やし、その上で食事からの摂取エネルギーを調整します。ポイントは、出来るだけ筋肉を落とさずに体脂肪を落とすことです。そのため、減量中であっても筋肉の材料となるたんぱく質は不足させないようにしましょう。代謝に必要なビタミン、ミネラルもしっかり確保する必要があります。普段から、体重ばかりに気をとられずに体脂肪率もきちんと把握しておくようにしましょう。脂質を調整する減量となると脂質を避ける傾向があります。確かに摂りすぎると体脂肪増加の原因となり、ウェイトコントロールが必要なアスリートは注意しなければならない栄養素ではありますが、極端に避けることも危険です。脂質にはビタミンA、D、Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあります。脂溶性ビタミンの吸収がうまくできないと、免疫力が低下し体調を崩す恐れがあります。また、1gあたり約9Kcalのエネルギー量があり、腹もちが良いという特徴もあります。うまく利用すると、長時間にわたって動き続けるような持久系運動ではよいエネルギー源になってくれます。ただし、脂質の中でも摂りすぎない方が良いものもあります。飽和脂肪酸と呼ばれるもので、主に肉類やバター、生クリーム、即席めんなどに多く含まれています。これらは摂りすぎるとコレステロールや中性脂肪の増加の原因となります。魚油やナッツ類に含まれる油は不飽和脂肪酸と呼ばれるもので、こちらは良質な油ですので、減量中でも適量は摂りましょう。調理法を工夫する前述の通り、減量中は適度に脂質をコントロールする必要があります。低脂質な食材を選ぶことも重要ですが、同時に調理法にも気をカラダづくりのための食事とサプリメント-減量-[K entaiサプリメント紹介とコラム]株式会社健康体力研究所管理栄養士堂下亜衣つけましょう。煮込み料理や蒸し料理、網焼き、湯通しなどは余分な脂を取り除いてくれます。また、電子レンジをうまく活用すると調理の際に使用する油をカットすることができます。糖質制限はほどほどによくありがちなのが、ご飯やパンなどの糖質の量を極端に減らす減量法です。水分を多く含むので、これらを食べなくなると確かに体重は減るのですが、エネルギー源である糖質が少なくなると集中力が低下しケガの原因にもなります。またエネルギーがない状態でトレーニングをすると筋肉の分解が進んでしまいます。糖質摂取の量は調整するにしても、全く食べないという選択はやめましょう。ただし、糖質の中でも精製された白砂糖のとりすぎには注意しましょう。同じ糖質からのエネルギーを確保するなら、白砂糖が多いものからではなくおにぎりや果物、果汁100%ジュース、野菜ジュースなどビタミンミネラルやたんぱく質など他の栄養素も含んでいるものから摂るようにしましょう。欠食はしない私たちのカラダは極度の空腹状態になると、次に摂取した食べ物をできるだけ体内に蓄えておこうとする力が働き、体脂肪を蓄えやすいカラダになってしまいます。また、1食でも欠食してしまうと筋肉の材料であるたんぱく質の1日必要量を確保することが難しくなります。減量中であっても、食事は1日3食が基本です。摂取エネルギーをカットしたい場合でも欠食はやめましょう。ウェイトダウンソイプロテイン1kg \3,900(税別)バナナ風味ウェイトダウンバーン125粒\3,500(税別)ウェイトダウンシェイプ90粒\4,500(税別)100%ソイパワープロテイン1kg \5,200(税別)ココア風味12