ブックタイトルKentaiNEWSvol227

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概要

KentaiNEWSvol227

談慶の読んで筋肉回復期Vol.22大和書房 1,400円(税別) WAVE出版 1,500円(税別)いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか慶応卒の落語家が教える「また会いたい」と思わせる気づかいトレーニングは「非マジメ」でいこう!?立川談慶(たてかわ だんけい)立川流真打ち 昭和40年生まれ/長野県上田市(旧丸子町)出身/慶應義塾大学経済学部卒業後、3年間のサラリーマンを経て、立川談志に18番目の弟子として入門。 ベンチプレス120kgトレを始めて12年。ほぼ週3、4日はきっちり2時間弱、行きつけのジムにて汗を流しています。もはやここまでくると完全に習慣化されてしまったとも言い切れます。「マジメなんですね」とよく言われます。自分で認めるのは照れるのですが、マジメでないと立川談志の弟子はつとまりませんでした。不マジメな奴はすぐ去って行ったものです。 では、「マジメ過ぎる」のもこれはこれで務まりません。うちの一門を辞めていったとある弟弟子は、師匠への対応もソツなくこなし、結構気に入られていたのですが、「お前の口調は落語家に向いていない」と一言言われただけでショックを受けて去って行きました。私なんか何度それに近いことを言われたかわかりませんが(笑)。残る奴はある意味鈍い奴なのかもしれません。筋トレ自体も「マジメ」でないと務まりません。「不マジメ」な人間はそもそも長続きしません。じゃあ「マジメ過ぎ」がいいのかと思うと、えてしてマジメ過ぎる人は、まずケガをします。そしてマジメ過ぎるゆえ、ケガが治らないうちからトレーニングを再開させてかえって悪化させたりします。 そこで、マジメでもなく、不マジメでもないちょうどいい塩梅の「非マジメ」というスタイルを提案します。ほどよくマジメでほどよく不マジメという、いい意味での「調子よさ」で、向き合ってみたらいかがでしょう。元気ならば一生続けられるスポーツですもの。雨の時も風の時もあります。 というわけで、新刊「老後は非マジメのすすめ」(春陽堂書店・立川談慶著・1500円)、マジメ過ぎるあなたにお勧めです。トレーニングの合間に是非お読みください。筋大好評発売中!新刊好評発売中!14