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概要

KentaiNEWSvol228

●1940年、京都生まれ。京都大学農学部、東京衛生学園鍼灸科卒業。健康体力研究所を創立し、現在顧問。主な著書に、「内臓から強くする自己トレーニング法」(青春出版社)、「自己トレーニング法」(青春出版社)、「一週間でやせる本」(永岡書店)、「リアルエイジがわかる本」(永岡書店)、「スクワット超健康法」(講談社)。最新刊として「カラダをもっと強くする」(日本文芸社)がある。野沢秀雄のざわ・ひでお悩みを抱えるすべての人に贈る、カラダづくりの意外なヒント。日本で初めてプロテインを開発した著者が、長年のノウハウを活かし、簡単トレーニングと食事法を一挙公開。カラダは必ず変わる。カラダを大きくする野沢 秀雄ベースボール・マガジン社1,300円(税別)知られていないプロテインの本当のすごさ。トレーニングをするすべての人と指導者へ日本初のプロテイン開発者が説くプロテインの本質と最新事情をわかりやすく解説。トレーニングの相棒プロテイン野沢 秀雄ベースボール・マガジン社1,500円(税別)筋肉の鍛え方ひとつで体の中から若返る!息切れ、胃もたれ、便秘、尿漏れ、腰痛…たちまち改善。内臓から強くする自己トレーニング法を一挙公開。内臓から強くする自己トレーニング法野沢 秀雄青春出版社1,300円(税別)菜、ブロッコリーなどを長寿食にあげる人もいます。なぜ食事は薬よりも重要か? 病気になったとき、薬の化学成分がめざましい効果を発揮することは明らかです。けれども薬は病気回復の一時期にのみ使用するものです。毎日の健康を維持する必要成分は食事から供給されます。たとえば目だけを考えても、機能を正常に維持するビタミンC、A、E、ルティン、亜鉛などは緑黄色野菜、青魚、貝類などから得られます。一日三食、あまり気にせず食べがちですが、タンパク質を第一として微量なビタミン、ミネラルにも気を配り、バランス良い食事を毎食とることが重要です。薬に費用をかけるより、少々高くついても毎日の食事を充実させましょう。なるべく添加物が少ない材料、地元で生産された食材が安全であることはいうまでもありません。ガンなどの病気にならず、筋肉質の素晴らしいカラダをいつまでも維持したいものですね。④食後にケーキ、アイスクリーム、和菓子などを食べる習慣の人が多い。⑤ラーメン、餃子、焼売、豚マン、チャーハン、お好み焼き、カレーライス、ハンバーガーなどは大部分が炭水化物。長生きできる長寿食材ベスト10逆に「長寿者の食事法紹介」といったテレビ番組も増えています。出演者により微妙に変化しますが、私の長年の研究と経験から次のような食材を増やせば健康長寿が期待できるでしょう。①牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類。とくに牛肉よりもビタミンB1が10倍多い豚肉、ビタミンAが17倍も多い鶏肉がお勧め②サバ、イワシ、サンマなどの青魚。アスタキサンチンが多いサケ③めざし、しらす干しなどの小魚④マグロやウナギ、カキ⑤卵⑥納豆、豆腐など大豆類製品、豆類⑦落花生、アーモンドなどナッツ類⑧タマネギ、ニンニク、ネギ類⑨トマト⑩海藻類、しいたけなどきのこ類 このほかハチミツ、キャベツ、白貧しい子供たちの将来 最近のテレビで「親の生活が苦しく炭水化物が大部分の食事だった子供は大人になると、肥満症、糖尿病、心臓病、肝臓病、腎臓病などの病気になりやすく短命に終わる」という調査結果を知りました。幼年時代から高炭水化物・低タンパクの食事を続けると、細胞が持つ遺伝子が栄養不足で正常な新陳代謝が不可能になります。免疫力も低下したまま成人するからでしょう。「Kentai NEWS」の読者なら「タンパク質が筋肉はもちろん、全身の細胞を作る材料であり、しかも毎日、時々刻々と入れ替わっている」とよく知っており、毎日の食事に配慮されていることでしょう。けれども一般の人は知らず知らずに炭水化物過剰の食事法になりがちです。①朝食の時間がなく、コンビニで「パンとコーヒー」、あるいは「おにぎりだけ」などで済ませやすい。②朝食抜きの人はご飯、麺、パンを一度に大食しやすい。③外食店では「大盛り無料」「お代わり自由」「替え玉無料」などのサービスがある。健康と長寿を約束する食事法「なぜ食事は薬より重要か?」vol.3613 PB