健康体力研究所

減量・ダイエット

減量というとカロリーコントロールや厳しい食事制限を思い浮かべるかもしれませんが、アスリートの減量の基本は日常に必要な量と質は可能な限り確保することです。
特に成長期のアスリートは、本来身長も体重も増えてカラダが大きくなる時期です。
競技的に減量が必要な場合でも、出来るだけオンとオフの体重の増減幅は大きくならないように目標を設定しましょう。

よくありがちなのが、ご飯の量を減らす減量法です。水分を多く含むので、食べなくなると確かに体重は減るのですが、極端にエネルギー源である糖質が少なくなると集中力が低下しケガの原因にもなります。またエネルギーがない状態でトレーニングをすると筋肉の分解が進んでしまいます。量は調整するにしても、食べないという選択はやめましょう。
ただし、糖質の中でも精製された白砂糖は制限しましょう。甘いお菓子や菓子パン、炭酸飲料水、果汁の少ないジュースにはこれらがたくさん含まれていて他の有効な栄養素はほとんど含まれていません。同じ糖質からのエネルギーを確保するなら、白砂糖が多いものからではなくおにぎりや果物、果汁100%ジュース、野菜ジュースなどビタミンミネラルやたんぱく質など他の栄養素も含んでいるものから摂るようにしましょう。

減量と脂質

次に、「減量」というと避けられがちなのが脂質です。確かに摂りすぎると体脂肪増加の原因となり、ウェイトコントロールが必要なアスリートは注意しなければならない栄養素ではあるのですが、極端に避けることも危険です。
油はビタミンA、D、Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあります。脂溶性ビタミンの吸収がうまくできないと、免疫力が低下し体調を崩す恐れがあります。また、1gあたり約9Kcalのエネルギー量があり、腹もちが良いという特徴もあります。
うまく利用すると、長時間にわたって動き続けるような持久系運動ではよいエネルギー源になってくれます。
ただし、脂質の中でも摂りすぎない方が良いものもあります。飽和脂肪酸と呼ばれるもので、主に肉類やバター、マーガリンなどに多く含まれていますが、これは摂りすぎるとコレステロールや中性脂肪の増加の原因になります。魚油やナッツ類に含まれる油は不飽和脂肪酸と呼ばれるもので、こちらは良質な油です。
ナッツ類は、空腹時の間食にもお勧めです。少量でも腹もちが良いので食事量をコントロールしている時の補食として上手に利用すると良いでしょう。
糖質と同じく、摂りすぎになりやすいもの・避けた方が良いものに注意して、減量中であっても脂質のメリットを上手に利用できるようにしましょう。

重要なのはカロリーではなく栄養素の種類
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