Kentai NEWS
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澤千代美「太り過ぎで、このままにしたらさんソフトボールはずっとやっていましたね。それ以前、学生の頃はバレーや陸上など、運動はやっていました。1964年の東京オリンピックのとき、中学3年生の14歳でしたけど、その頃には日野市で暮らしていたんですがそこのメインストリートを聖火リレーの随走者として走りました。M:ずっと運動されていて、中学生の頃から歴史に名を残すようなことをされていたんですね! に、50歳のときに「太り過ぎ!」といわれたときはどのくらいあったんですか?S:今より全然軽いしたよ!(笑) 身長は 148 cm くらいだったと思います。元々はくらいでしたから、太ったといわれれば、まさにその通りでしたね。子供を産んでから太ったというタイプですねぇ。その頃も楽しくママさ挙げらんバレーとかしてましたから、特に運動不足という認識はなかったですね。ベンチプレスを一生懸命取り組み始めてから食べるようになっちゃって、さらに体重が増えちゃったんですよ! 場したんですけど、もしまた次のそれま大会に出場できるようならばひとつ階級を下げて 69 kg 級うと思っているので、昨日から減量を始めたところです!   65 kg く 42 kg たベルトの感じでは、まだ痩せてないですね!(笑)M:太り過ぎで始めたベンチで、逆に食欲が湧いて体重が増えてしまったんですね…汗。ところで、最初に 50 kg 挙げたときというのはベンチに対しての知識などはどうだったんでしょう?因みS:全く、何もなかったですね。そのときに指導してくれていたのがベンチ専門の人ではなくボディビルダーでしたので、ごく普通に挙げらいでるという感じの指導でした。そして、ジムに置いてあった「月刊ボディビルディング」を見てベンチをやるには良い場所があるということを発見してパワーハウスジムに移籍したんです。然面白くなって、もっとやりたくなったんですね。2001年に初めて世界大会に出場させてもらいましたが、日本のベンチ界でもその頃でも女性はいましたけど、50歳代となると5~6人いるかいないか今年は76 kg 級に出というくらいでしたね。移籍後にベンチのイロハを教えていただいて、試合での駆け引きなどの試合運びに出場しよに関しても学びました。M:世界選手権に出場するという今日絞めことは、まず日本代表になる必要が挙げたことで俄 岡部みつる(以下M):まずは、ベンチプレスを始めたきっかけを教えていただけますか?澤千代美(以下S):きっかけはですね、八王子市役所の職員をしていたときの定期健康診断受診時に死んじゃうよ!」と医師に告げられたことから始まります。これは大変だと思って近くのキックボクシングジムへ行ったんですけど、そこで色々と教わりながら筋トレを始めました。そのときに周りの人がベンチプレスをやっていて「面白そうだなぁ」と思ってやり始めたのが、一番最初のきっかけですね。M:それが、おいくつのときですか? 最初はどんな感じでしたか?S:50歳のときのことです。最初にベンチやったときにれたんですね。そしたら、そのときにコーチをしていた人が「これ普通じゃないよ!」っていってくれて、そこから特化していった感じですね。M:確かに50歳の女性で、今までベンチしたことのない人がいきなり挙げる重量ではないですね! では何か運動されていたんですか?S:結婚して子供が少し大きくなってから、ママさんバレーやママSawaCh  iiyom「太り過ぎ!」の一言が全てを変えた?!いきなり50  kg 挙上 !!面白そうとやってみたら、かがやく ⓱大人達へクールエイジング50 kg 50 kg 10ベンチプレス世界一とは思えない柔和な笑顔がとてもチャーミングな72歳の澤選手50歳で始めたベンチプレスで日本代表となり、なんと世界選手権で20連覇という偉業を成し遂げた、現在72歳になる澤千代美選手。きっかけは定期健康診断で医師にいわれた「太り過ぎ!」という一言! そこから運動を始めて世界記録を樹立するまでに至った経緯などお話しを伺いました! 撮影協力:青梅トレーニングジム 5月30日取材 文&写真:岡部みつる次の試合にはひとつ落として69kg級出場を目指す昨日からの減量で既に体重は落ちている?元気の源Cool aging「太り過ぎ!」 からベンチプレス   世界選手権20連覇へ !!

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